生前整理でエンディングノートを作りたい!盛り込むべき内容を徹底解説!
生前整理では、不用品の整理や資産情報の整理だけでなく、エンディングノートの作成も行うのがおすすめです。
とはいえ、
「エンディングノートって一体何?」
「エンディングノートはどうやって書けばいいの?」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこで今回は、エンディングノートの作り方や盛り込むべき内容について、詳しく解説していきます。
エンディングノートとは?
エンディングノートとは、人生の最期に備えて、自分の希望や考えをまとめておくためのノートです。
別名「終活ノート」とも呼ばれているエンディングノートには、
- 医療の希望
- 介護の内容
- 葬儀の形式
- 遺産の分配
- 家族や親族へのメッセージ
などを記載するのが一般的です。
様々な情報をまとめておくことによって、家族の負担を軽減できるため、早い段階で作成しておくことをおすすめします。
生前整理でエンディングノートを作る方が増えている理由
近年では、生前整理の一環としてエンディングノートを作成する方が増えています。
その理由は、以下の通りです。
- 自分の意思を明確に表明できるから
- 今後の人生を見つめ直すきっかけになるから
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
自分の意思を明確に表明できるから
元気なうちにエンディングノートに自分の希望や考えをまとめておくことによって、話せなくなったり、寝たきりになったりしても家族に自分の意思を表明できます。
本人の意思や希望は、残された家族にとって大事な道しるべであり、何の意思表示もしないまま亡くなってしまうと、家族が路頭に迷ったり、トラブルが起こったりする可能性が高くなります。
エンディングノートは、自分らしい人生を送るとともに、大切な家族の負担を軽減するためにも重要なものですので、早い段階で作成しておきましょう。
今後の人生を見つめ直すきっかけになるから
エンディングノートを作成することによって、今後の人生を見つめ直すきっかけを作れます。
資産や負債をまとめたり、連絡を入れて欲しい人をピックアップしたりすることによって、自分にとって本当に大切なものは何か、今後の人生では何をすべきかなどが明確になるため、目的意識を持って残された時間を過ごせるようになります。
エンディングノートに盛り込んでおくべき内容7選
エンディングノートに記載する内容は、基本的に自由です。
どんな情報を盛り込んでも問題ありませんので、好きなように自分だけのエンディングノートを作っていきましょう。
とはいえ、初めてエンディングノート作りに挑戦する方の中には「何を書けばいいか全くわからない・・・」と悩んでしまっている方もいると思います。
そのような方は、ひとまず以下7つの情報をまとめてみてください。
- 基本情報
- 遺言の有無
- 支払情報
- 医療・介護・葬儀・お墓の希望
- 連絡先リスト
- メッセージ
- デジタル情報
基本情報
基本情報とは、自分のプロフィールのことです。
- 氏名
- 生年月日
- 本籍地
- 血液型
などをまとめておくのが一般的です。
これらの情報は、医療機関での手続きや行政手続きにおいて必要となる情報ですので、真っ先に埋めておきましょう。
遺言の有無
遺言は、残された家族にとって非常に重要なものです。
遺言があれば、その通りに手続きを進めていけるため、相続トラブルも防げます。
ただ、遺言書の有無や保管場所がわからなければ、家族が困惑してしまいます。
このような事態を避けるためにも、エンディングノートに遺言書の有無や所在を記しておきましょう。
また、遺言書の種類(自筆or公正証書)を記載しておくと、手続きがよりスムーズになります。
支払情報
エンディングノートには、支払情報も記載しておくのがおすすめです。
- 住宅ローン
- 車のローン
- 利用中のサブスク
などの情報を記載しておくことによって、スムーズに解約を行えるようになります。
これらの情報が一切ない場合、解約忘れによって無駄な出費が生まれてしまうことがありますので、忘れずに書き留めておきましょう。
医療・介護・葬儀・お墓の希望
エンディングノートは、自分の医療や介護、葬儀やお墓に関する希望を書き留めておくためのノートでもあります。
「延命治療はどうするか?」
「どのような介護を希望しているか?」
「お墓はどうするのか?」
「葬儀の規模は?」
など、自分の希望を書いておくことによって、家族や親族の負担を軽減できます。
連絡先リスト
エンディングノートには、自分が入院したときや、亡くなったときに連絡を入れて欲しい人たちの名前と連絡先を書いておきましょう。
そうすることによって、万が一自分の身に何かあった場合でも、家族や親族が速やかに連絡を入れてくれます。
また、大切な方へのメッセージを書いておくのもおすすめです。
そうすれば、きっと家族や親族が本人に内容を伝えてくれます。
メッセージ
自分自身が元気なうちは実感が湧かないかもしれませんが、人はいつか必ずこの世を去ります。
そのときに備えて、大切な方への最期のメッセージをエンディングノートに書いておくのがおすすめです。
恥ずかしくて直接感謝の気持ちを伝えられないと悩んでいる方もいると思いますが、メッセージであれば素直に伝えられるかもしれません。
自分自身が後悔しないためにも、家族に後悔をさせないためにも、一人ひとりにメッセージを残してあげましょう。
デジタル情報
スマホやパソコンのパスワード、利用しているサービスやアプリのIDとパスワードは、基本的に本人にしかわかりません。
本人が亡くなったあとは、これらの情報を家族や親族が整理することになりますので、エンディングノートに利用しているサービスとログイン情報を記載しておきましょう。
「家族に中身を見られたくない」
という場合は、事前に退会したり、データを整理したりするのがおすすめです。
また、近年では自分が亡くなったあとにデジタル情報を削除してくれるサービスも増えていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
生前整理でエンディングノートを作るときのポイント
生前整理でエンディングノートを作るときは、以下のポイントを意識することが大切です。
- 書けそうなところから始めていく
- 家族に保管場所を伝えておく
- 身の回りの整理も同時に行う
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
書けそうなところから埋めていく
エンディングノートに記載する内容は、完全に自由です。
だからこそ、何を書けばいいか悩んでしまいがちです。
ただ、エンディングノートは一度書いて終わりにするのではなく、定期的に見直しをしていくものですので完璧を目指す必要はありません。
書きたい内容や書けそうなものから少しずつ進めていきましょう。
家族に保管場所を伝えておく
エンディングノートを書いたとしても、その所在が不明では意味がありません。
場合によっては、エンディングノートを見つけてもらえず、手続きが煩雑になったり、故人の意思が反映されなくなったりすることもあります。
このようなトラブルを防ぐためにも、エンディングノートを書いたら家族など信頼できる相手だけに保管場所を伝えておきましょう。
身の回りの整理も同時に行う
生前整理では、エンディングノートの作成だけでなく、身の回りの整理も行いましょう。
使っていない家具や家電、その他生活用品などを処分することによって、身も心もスッキリした状態を作れます。
不用品を全て残した状態でこの世を去ると、残された家族が時間とお金をかけて処分しなければならなくなりますので、早い段階で処分しておくのがおすすめです。
生前整理のことなら「リアライフ香川」にお任せください!
不用品の処分は、生前整理における重要な作業です。
とはいえ、不用品の数が多い場合や、サイズの大きな不用品がある場合、処分方法に困ってしまいますよね。
また、運び出しや移動もかなり大変になります。
そんなときは、生前整理業者に依頼するのがおすすめです。
リアライフ香川では、生前整理に伴う不用品の回収や買取を行っています
生前整理アドバイザーの資格を持つスタッフが、お客様のご要望をしっかりとヒアリングした上で、最適なご提案をいたしますので、初めての方でも安心してご相談いただけます。
お見積もりやご相談は完全無料となっていますので、生前整理に興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
まとめ
近年では、生前整理の一環としてエンディングノートを作成する方が増えています。
エンディングノートに法的効力はないものの、自分の意思や考えを細かく記せるため、自分らしい最期を迎えられるとともに、家族の負担も軽減できます。
また、エンディングノートの作成と同時に身の回りの整理を行っておくと、その後の不安が一気に減ります。
ただ、不用品の処分にはある程度時間もかかりますし、体力も必要です。
スムーズに身の回りを整理したいと考えている方は、ぜひリアライフ香川までお気軽にご相談ください。