意外と知らない!生前整理で盲点になりがちな「デジタル遺品」とは?
1. はじめに|スマホとネットの時代、“遺品”は目に見えない
生前整理というと、モノの片付けや財産整理に目が行きがちですが、今の時代、もうひとつ見逃せないのが「デジタル遺品」です。スマートフォンやパソコン、クラウド、SNS、ネットバンクなど、個人の情報や資産が“目に見えない形”で膨大に残されています。
デジタル遺品は“気づかれずに放置される”現代型の遺品問題です。
2. デジタル遺品とは?
デジタル遺品とは、故人が生前に使用していた電子デバイスやその中に保存されたデータ、ネットサービスのアカウントなどを指します。
【具体例】
・スマートフォンの中の写真や動画
・メール、LINE、SNSアカウント
・ネット銀行・証券口座・仮想通貨
・Amazonや楽天のポイント・購入履歴
・サブスク契約やクラウド保存された文書など
3. 見落とすと起こる5つのトラブル
① ネット銀行の口座がそのまま凍結され、資産の存在に気づかれない
② SNSが故人のまま存在し続け、不正利用される
③ 仮想通貨やポイントが失効する
④ サブスクや有料課金が自動引き落とされ続ける
⑤ 家族がスマホを開けず、連絡帳や想い出が消える
4. 生前にやっておきたいデジタル遺品整理
・ ID・パスワードの一覧を紙に残す/エンディングノートに記載
・ 重要なアカウントやサブスク契約を整理しておく
・ デバイスのロック解除方法を信頼できる家族に伝えておく
・ GoogleやAppleの“デジタル遺産管理設定”を活用する
・ 写真や重要データはクラウドやUSBにバックアップ
スマホやPCが開けないだけで、想い出や財産が“消える”リスクも。
5. 故人のデジタル遺品を整理する際のポイント
・デバイスの電源を切らずにそのまま保持する
・クラウドのIDやパスワードは、第三者に依頼する前に慎重に扱う
・違法アクセスにならないよう、相続人間で同意を取る
・消す前に中身のコピーをバックアップ
・困ったら専門業者(データ復旧業者、相続専門士)に相談
情報は見えないからこそ、慎重に。混乱を防ぐには事前準備が鍵です。
6. リアライフ香川の“デジタル遺品”対応とは?
リアライフ香川では、故人のパソコンやスマホ内のデータ整理にも対応可能です。
・エンディングノートのデジタル版サポート
・ネット口座の発見支援
・クラウドデータの確認補助
・スマホ・パソコンの物理回収・処分
・ご希望により、データ消去証明書の発行も可能
7. まとめ|デジタル遺品は「今」から備えるべき時代へ
物の整理は進んでいても、スマホやPCの中は手付かず…という方は非常に多いです。
目に見えないからこそ後回しにされがちな“デジタル遺品”こそ、今から備えておくことで家族を守る“想いの整理”になります。リアライフ香川では、モノ・心・データをまるごと整理する時代に対応した生前整理をご提案しています。
まずは無料ご相談・お見積もりから。お気軽にお問い合わせください。
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