ゴミ屋敷を放置するとどうなる?訴訟・行政代執行・火災のリスクとは
はじめに
香川県でも社会問題となっている「ゴミ屋敷」。
身内のこと、あるいはご近所で目にしたことがある方も少なくないでしょう。
今回は、そんなゴミ屋敷を“放置”してしまった場合に、どんな深刻なリスクが発生するのかを徹底的に解説します。
火災、近隣トラブル、資産価値の低下、さらには訴訟や行政代執行まで——。今、知っておくべき“現実”をリアルにお伝えします。
1. 火災のリスク|「燃えるゴミ屋敷」は爆弾と同じ
ゴミ屋敷に多く含まれるのは紙類、布類、プラスチック類などの可燃物。
これが室内に密集していると、ちょっとした火種が大火災につながる可能性があります。
【実例:香川県内のワンルームで発火】
実際に香川県内では、孤独死後に発見された部屋がペットボトルやゴミで埋もれており、タバコの不始末が原因で火災が発生。
消火活動に時間がかかり、隣家まで延焼しました。
2. 害虫・悪臭による近隣トラブル
ゴミの腐敗臭やカビ臭、さらにはゴキブリ・ハエ・ネズミなどの害虫・害獣が大量発生することで、近隣住民とのトラブルに発展します。
【実際に起きた被害例】
・ 隣家の壁をネズミが食い破り、配線を噛み切った
・悪臭で洗濯物が干せず、子どもが喘息を発症
・SNSや地域掲示板に住所が晒され、孤立化
放置すればするほど、住環境の悪化は止まらず、自治会や町内会からの警告、退去勧告が行われるケースもあります。
3. 訴訟トラブルと損害賠償リスク
火災や悪臭で第三者に被害が出た場合、損害賠償請求を受ける可能性があります。特に持ち家・空き家を放置している場合、相続人や所有者が賠償責任を問われます。
【 香川県でおきた実際の訴訟例】
・ゴミ屋敷の火災が隣接する家屋に延焼 → 損害額500万円以上の賠償命令
・高松市内の分譲マンションで悪臭問題 → 原状回復費用の請求が発生
こうした裁判沙汰になると、経済的負担だけでなく社会的信用も大きく失うことになります。
4. 行政代執行の現実と費用負担
香川県の各市町村では「生活環境保全条例」などに基づき、改善命令や立ち入り調査が行われることがあります。最終的に所有者が改善に応じない場合、行政による「代執行」が実施され、ゴミの撤去が強制的に行われます。
Q.代執行の費用は誰が支払う?
→ 所有者・相続人に“全額請求”されます。
作業費・処分費・運搬費などが加算され、数十万円〜百万円単位になるケースも。
5. 不動産価値の暴落・相続時の問題
ゴミ屋敷状態で放置された不動産は、
・売却できない
・買い手がつかない
・賃貸化できない
といった問題が起きます。
相続時には「負の遺産」として扱われ、相続放棄や売却損の発生リスクが伴います。銀行ローンの担保にも使えず、結果として「資産」ではなく「負債」となるのです。
ゴミ屋敷を放置しないために今できること
1. 状態を記録し、早めに専門業者へ相談
・写真撮影+部屋別のメモを残すことで対応がスムーズ
・香川県内なら即日対応してくれる専門業者多数
2. 家族や信頼できる人に状況を相談
・一人で抱え込まず、第三者と共有することで精神的負担が軽減
3. 再発防止の仕組みづくり
・定期的な巡回清掃
・訪問支援制度の利用
・生活習慣・ストレス管理の見直し
リアライフ香川の強み(安心して任せられる理由)
・原則1日で作業完了
・女性スタッフ在籍で安心対応
・ハウスクリーニング・除菌・脱臭も対応
・近隣への配慮を徹底
・探し物や貴重品の探索にも対応
・年間300件以上の実績
・香川県全域対応(高松市・丸亀市・坂出市・観音寺市など)
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まとめ
ゴミ屋敷の放置は、「少し恥ずかしいから放っておこう」という感情では済まされない社会的・法的リスクを伴います。放置したツケは、やがて火災や訴訟、行政処分となって自分や家族に降りかかってきます。まずは“早めの相談”と“プロの力”で、トラブルの芽を摘むことが何より大切です。
リアライフ香川は、香川県全域でゴミ屋敷の片付けに迅速・丁寧に対応しています。
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